概要
この記事では、
オーナーへ集金代行する賃料等が未入金の場合に「立替」してオーナーへ送金するための設定方法を記載しています。
目次
1. 立替とは |
2. 月次テナント請求を立替する場合 |
3. 特定のテナント請求を立替する場合 |
4. 立替をキャンセルする場合 |
4-1. 立替をキャンセルする |
4-2. 解約精算 |
1. 立替とは
立替とは、『オーナーへ集金代行する賃料等が未入金の場合に「立替」してオーナーへ先に送金すること』を指します。
(例)
・毎月の賃料など、賃借人から入金なく滞納中でもオーナーへの送金は行う(滞納保証あり)
・毎月の賃料など、賃借人の滞納がある場合に2ヶ月分の金額まではオーナーへ送金を行う
など
※ なお、「立替」設定ができる費用はテナント請求のうちオーナーへ送金する設定をしているもののみです。
オーナー送金をしないテナント請求は立替機能を使うことができません。
2. 月次テナント請求を立替する場合
毎月発生するオーナーへの集金代行分の費用を『賃借人から入金がない場合も一律オーナーへは送金を行う』ような場合の設定方法です。
月次テナント請求として登録している「賃料」や「管理費 / 共益費」自体に立替の設定を登録し、毎月入金状況によらずオーナー送金できるような状態となります。
操作① 賃貸借契約に月次テナント請求を「立替する」設定で登録する
「賃料」や「共益費」などを以下のように登録してください。
・オーナー送金:オーナー送金する
・立替送金 :立替えてオーナー送金する
操作② 月次テナント請求を発行する
毎月1日の自動発行 または 手動で発行する操作により、月次テナント請求が発行されます。
立替設定されている場合は、以下の2つのテナント請求が発行された状態となります。
・テナント請求(オーナー送金しない / 未消込):テナントの未収管理に利用するもの。
・テナント請求(オーナー送金する / 消込済) :オーナーへ送金するもの。
3. 特定のテナント請求を立替する場合
毎月ではなく特定のテナント請求のみを立替してオーナーへ送金する方法を記載しています。
操作① 特定のテナント請求詳細画面 > 操作 > 立替する をクリックする
操作② 立替分を送金するための「送金期日」と「勘定日」を入力する
・送金期日[必須]:オーナーへの送金予定日を入力
・勘定日[任意] :会計上の勘定日を入力
操作③ 立替設定が完了する
立替設定を完了した場合は、以下の2つのテナント請求が発行された状態となります。
・テナント請求(オーナー送金しない / 未消込):テナントの未収管理に利用するもの。
・テナント請求(オーナー送金する / 消込済) :オーナーへ送金するもの。
4. 立替をキャンセルする場合
4-1. 立替をキャンセルする
立替をキャンセルする場合は、
『テナント請求(オーナー送金する / 消込済)の詳細画面 > 操作 > 立替を取り消す』
をクリックしてキャンセルしてください。
・テナント請求(オーナー送金しない / 未消込):テナントの未収管理に利用するもの。
・テナント請求(オーナー送金する / 消込済) :オーナーへ送金するもの。
という2つのテナント請求が
・テナント請求(オーナー送金する / 未消込)
という1つのテナント請求になります。
※テナント請求(オーナー送金しない / 未消込)の詳細画面からはキャンセルできません。
※テナント請求(オーナー送金しない / 未消込)が消込されている場合、キャンセルできません。
4-2. 解約精算を行う
解約精算をする際に解約月の請求を立替している場合、解約精算を実行できないのでご注意ください。
その場合は、4-1. 立替をキャンセルする の通り、該当の立替をキャンセルしてから解約精算を実行してください。
(例)
解約日「2024/04/15」の場合に、2024年4月分が立替設定済の場合
・2024年4月分 賃料(オーナー送金する / 消込済)立替設定済
・2024年4月分 賃料(オーナー送金しない / 未消込)立替にて作成された請求)
以上です。
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