概要
この記事では、精算管理上で賃貸借契約の解約を行い「解約精算確定」をクリックした際のシステム内処理について解説しています。
解約精算において支払が超過するか(送金が発生)・請求が超過するか(請求=入金消込が発生)によって異なりますのでご注意ください。
なお、解約精算の操作方法については、記事「賃貸借契約の解約精算をする」をご確認ください。
目次
1. テナントへ返金が発生する場合 |
2. テナントへ請求が発生する・解約精算が発生せず¥0となる場合 |
1. テナントへ返金が発生する場合
解約精算としての精算結果が 請求合計金額 < 支払合計金額 となり、テナントへ返金が発生する場合の処理内容を記載しています。
【精算確定】を行うと、請求・支払は以下のようになります。
- 支払
- すべての金額が送金項目となる
- 請求
- すべての金額が「送金相殺」され、送金項目となる
その後、テナント宛の送金項目である以下
- + 金額の支払
- - 金額の請求
をテナント宛の送金依頼で選択し送金することで、精算済みとなります。
2. テナントへ請求が発生する・解約精算が発生せず¥0となる場合
解約精算としての精算結果が 請求合計金額 ≧ 支払合計金額 となり、
テナントへ請求が発生する または 精算自体が発生しない場合の処理内容を記載しています。
【精算確定】を行うと、請求・支払は以下のようになります。
- 支払
- すべての金額が「請求と相殺」される
- 請求
- 支払金額分が「支払と相殺」される
- 残りの金額がそのまま未入金として残る
その結果、請求の一部と支払は互いに充当された形で相殺され、"精算済み" となります。
また、残った請求金額(上記画像の¥8,250 分)はそのまま未入金として残るため、テナントから振込などで受け取った入金と消込することで "精算済み" となります。
以上です。
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